農 ≫ どこでも ゆる自然農

村山直通さんについて

このたび、敬愛する村山直通さんにご縁をいただき、「どこでもゆる自然農」を指導していただくことになりました。「人工的な庭で自然農を試してみたい!」「プランターでも自然農ってできますか…」などなど、本来なら無茶な要請にもかかわらず、「とにかくやってみましょう」と快くお引き受けくださいました。本当にありがたいことです!

村山さんとは糸島の福岡自然農塾ではじめてお目にかかりました。親しみのある語り口とおしつけがましくないやさしい雰囲気に、はじめてお会いした時から好感を抱いていました。

ある時、「タマネギの芽が出ないいんですけど…」と、なんの気なしに村山さんに尋ねてみました。タマネギはどのように蒔いたのか、またその状況ではどのように蒔けばいいのか、てっきりアドバイスをくださると思っていたら、村山さんの口からそれ以上に素晴らしい言葉が返ってきたのです。
「また蒔けばいいじゃないですか」。

そうか、これは人生と同じじゃないか! そんなつまらない失敗にくよくよせず、いつでもやり直せばいいじゃないか!
見方を変えればテキトーな答えでしかないのですが、わたしにはとてもとても哲学的な言葉に響いたのです。

村山さんのよさはまさにそこです。原理主義的ではなく、ともかくやってみる。でも丁寧に、やさしく、愛をこめて。

「どこでもゆる自然農」は“ゆる”ですが、村山さんのお人柄のように、マジメに丁寧に、時に哲学的に展開していきます!




村山直通 (むらやまなおみち)

花畑自然農塾代表、松国自然農学びの場世話役代表、武雄コミュニティーガーデン指導者。1955年(昭和30年)12月19日生まれ。

「死んだらどうなるのだろう」「何のために生まれてきたのだろう」、かつてのわたしは、そんな疑問や不安を抱えながら生きていました。36歳の時、「いのちはひとつにつながっている感覚」“ワンネス”を体験し、ようやく恐怖から脱却することができたのです。ちょうどその頃、福岡の野草塾に講師として来福されていた自然農実践家の川口由一さんのお話しを聴く機会に出会いました。川口さんが話される「自然農」の世界は、わたしが長い葛藤の末に気づきを得た“ワンネス”の世界と同じなんだと直感しました。すぐに自然農を実践してみると、「あっこれ、こんな田畑とともに生活したかったんだ」という、遠い記憶のようなものが自分の内によみがえり、何とも幸せな気持ちになったのを、いまでもはっきりと覚えています。

わたしが自然農を始めるきっかけをくれた、そしてともに自然農の道を歩いてきた松尾靖子さんを2012年5月に亡くしてしまいました。何かぽっかりと穴があいてしまった、そんな感覚がいまも続いています。

自然農を求めてこられる人びとはたくさんいらっしゃいます。松国の学びの場もたくさんの方が学ばれています。

「ひとつのいのちの自然農」の世界を味わいながら、これまで以上に誠心誠意伝えていかなければと思っています。


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