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大分県国東市の染色家・小野豊一さんと、陶芸家の岡美希さんの作品展を、2年ぶりに開催いたします。夫婦でもあるおふたりですが、まったく異なる表現手法を確立され、それぞれ、全国各地で活躍されています。

小野豊一さんは、伝統的な染色の技法を用いながら、現代的な型染め作品を幅広く発表し続けています。民藝作品のように、どこか懐かしさを感じさせながらも、現代的で洗練されたデザインが特徴。のれんやストール、衣類、手ぬぐい、タペストリーなど、作品群は多様で、最近はアート作品づくりにも取り組まれています。

陶芸家の岡美希さんの作品は、エネルギーに満ちた、ビビッドなものばかり。鶏や動物、花などが大胆にデザインされた器など、カラフルでユニークな造形が印象的です。オブジェのようなカップや土鍋を、日常使いしてはいかがでしょうか。

おふたりの作品に共通しているのは、インパクトのある色づかい。ふたりの才能が生み出す、色鮮やかな“暮らしのアート”は、いつもの空間に、明るい光を差し込んでくれるでしょう。

最終日の7月2日(日)には、揃って在廊してくれる予定です。見るだけで愉しく元気になる、「THE POWER OF COLOR」な作品展へ、どうぞお越しください。

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ゆっくり小学校では、2023年6月9日(金)に禅僧の星覚さんをお招きし、禅の教えを暮らしに生かす会「ゆっくり禅小学校」を不定期で継続開催していきます。自然農園に囲まれたゆっくり小学校なので、特に、“食”について学べる場をつくっていきます。

星覚さんは、世界各地で禅の修行をされている雲水さん。永平寺での修行では、“典座”寮に所属され、調理の修行も努められました。

“典座”とは、料理を司る人のことを言います。典座修行に勤しまれたせいなのか、星覚さんのおむすびは、めちゃくちゃ美味しいんです。きっと掌からなにかがしみ出ているに違いない笑。その秘密を明らかにする、これも本会の目的です。

永平寺を開山した道元禅師は、坐禅などの修行と同等に、料理や家事の大切さを説かれました。『典座教訓』、『赴粥飯法』という書を残し、調理や食事作法を重要な修行のひとつに位置付けたのです。禅語の「法食同輪」という言葉の通りに。

「ゆっくり禅小学校」第一回目は、ゆっくり小自然農園の玄米や黒ゴマ、野菜を調理し、それらを頂く作法を学びます。お粥は禅のごはんの基本ですから、まずはそこから始めましょう。坐禅や作務(掃除などの労務)を行い、偈文も唱え、お米や野菜のいのちの内に秘められた美味しさに出逢う瞬間に立ち会ってみませんか。

星覚さんは言います。「作法は、堅苦しいものではなく、心が洗われ、清々しくなることです」、「精進料理とは、肉を使わない料理のことではなく、慈悲の心で作る料理のことです」と。ひとりでやるのは大変そうなことでも、みんなでやればたのしくなる! というわけで、一見面倒な家事を、みんなでたのしい仕事に転換し、清々しくなる作法を身に着けましょう。

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2023年6月17日から18日、植物療法セラピストの平垣美栄子さんをお迎えし、一泊二日のリトリートを開催します。

「“おかげさま”リトリート」とは、なにか。それは誰にもわかりません笑。

美栄子さんは、野草やハーブを暮らしに生かしていく知恵をたくさん持った方ですが、最大の魅力は、「よくわからない人」ってこと。人なのかどうかもわからない笑。

本リトリートは、あやしやさしい美栄子さんと、なちゅらるハーブ園などをぶらぶらしながら、わからない世界をたのしむ、わからないけれど大安心できる二日間。

「おかげさま」とは、大いなる存在や見えない関係性のすべてに感謝を表す言葉。太陽があり、風があり、川があり、山があり、微生物や植物や、動物たちがいて、みんないる。広い空の下で、“おかげさま”の精神を育みながら、自らも“おかげさま”の関係性に連なる一員なんだなと、気づいていきましょう。

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